「俺より――」
「ん?」
「俺より、年上?」
「は?」
「だから美青サン、俺より年上」
「……」
なに!?
え、何言ってるのこの人は。
だって、嘘でしょ? 冗談でしょう!?
「ちょっと!! ウソつかないでよ!!」
「はっ!? 嘘なんて吐いてねぇし!!」
「だって、見るからに……見るからに宮崎航太、私より年上じゃん!!」
「……」
「なっ、何!?」
息を切らせながら口にした私の言葉を聞いた途端、宮崎航太はなぜか眉間にしわを寄せ、顎に手を当てて考え込む。
そして、思い切り残念そうな顔を私に向け、言い放ったんだ。
「それは美青サンが、ガキっぽいからでは……?」

