きせき



「……」

“コウコウ、ナンネンセイ?”――だと!?

信じられないっ!!

私、高校生に間違われてるんだけど!!

21歳なんですけど!!

悔しさのあまり何も言葉に出来ないまま、じっとりと彼を見上げる。

「……えっ?」

すると本当に無自覚に爆弾を落としていたらしい彼は、その目をパチパチと瞬かせて再び口を開いた。

「えっと? 俺、変なこと言った?」

“変なこと”ってゆーか。

「……私」
「う、うん?」
「高校生じゃないしねっ!!」
「……」

え!?

なんか言ってよ、宮崎航太!!

なんで無言!? なんで固まる!?

「ま……じ?」
「大まじ」
「まさか、」
「……」
「中学――」
「違いますっ!!」

明らかに“中学生”と、そう口にしようとした宮崎航太のその言葉に、思いっきり否定の台詞をかぶせてやった!!

だって中学生って!! 私、そんなに幼い!?