きせき


「美青ー」
「ん~?」

私を抱きしめたまま、身体をユラユラ左右に揺らし始めた航太。

「ちょっと、なに~?」

それが何だか面白くて、私は相変わらずクスクスと笑い続ける。

そんな私に、航太はポツリと、言葉を落としたんだ。

「約束」
「え? “約束”?」

約束って――……?

「3連戦。この試合で勝つから」
「……3連戦?」

「全部勝ったら“つづき”させて」