きせき


さっきから、鼓動が速まったままの私の心臓は、ドクンドクンと大きな音を立てていて……。

――スタジアムに、高く澄んだ、レフェリーのホイッスルが響き渡る。

それを合図に試合が始まると、歓声はより一層大きくなり、彼がプレーするピッチは、熱気の渦に包まれていった。