嘘偽りの愛しい体温



『それ以上近付くな!近付いたら、この女を此処から落とす事になるぞ』




覆面男は地面ぎりぎりへと私を無理矢理引き寄せる




「…きゃっ!?」




…怖い!


下を見たらきっと目眩してそのまま落ちちゃう…


やだやだ


…早く助けて




『そう感情的になるな。これ以上近付いたりしない。お前の望みは何だ?』


『お得意の交渉ってやつか?警察さんよぉ。俺の望みはただ一つ、お前等が捕まえた相澤の釈放を要求する』




警察の人と、覆面男の話し合いが始まった。