ただその光景に目を奪われ漠然としている
海音にぽんっと後ろから叩かれた肩。
後ろを振り向けばそこには緑の瞳をした
プラチナブロンドの青年の姿。
誰か分からずに首を傾けるとクレハが
焦った様子で頭を軽く下げた。
「すみませんいきなり来てしまい…」
「クレハ顔を上げて?僕は平気だよ」
その言葉におずおずと頭をあげると不意に
ぱちっと海音と目が合うクレハ。
「クレハ…この方は?」
「こちらは第二王子のレオルド様です」
第二王子…ハルウ様の弟だよね…?
そこまで思うと海音も軽く頭を下げて
挨拶をかわした。

