ある日、テレビ局で
控え室で出番を待ってると

となりから
空と女の人の声が聞こえてきた

女「ねぇ、空くん
出番まだなんでしょ?
久々に相手してよ」

別に盗み聞きしてないよ
声がでかいから
聞こえてくるの!

空「いいですよ!」

そうゆうと
いかにもヤってますって声が聞こえた

なんなの?
好きとか言っといて!
キスなんかしといて!

あたし、遊ばれたわけ?

最悪だ

乗り込んでやりたいぐらいだけど
あいつのやってるとこなんて
見たくないから

たまたま同じ局にいるって聞いてた
陸に電話した


プルルルル…

陸『もしもし魅玖?』

魅『もしもし、
空が隣で女とヤってて
うるさいからどーにかしてくんない』

陸「まじか
今どこ?」

魅「8階の804」

陸「すぐ行く」


その後、陸はすぐに来てくれた

隣では

陸「空何やってんの?」

女「きゃっ!」

女の足音がして
遠くに行く音が聞こえた

空「じゃますんなよ!」

陸「お前、となりの控え室
誰かわかってんの?」

空「は?知んねぇーし」

ムカつく

自分の部屋を出て
となりの控え室に乗り込んだ

魅「となりあたしなんだけど!
あんたなんなの!
あたしにキスしてきたり
好きとか言ってきたり
もぅ、寮でも学校でも
あたしに近づかないで!」

空の控え室を飛び出て
自分の控え室で
うずくまった

涙が頬を伝うのがわかる

あぁ、あたし、知らない間に
空のこと好きになってた

空に遊ばれてたんだ

なんか悔しい…

すると頭の中でセカンドシングるの
メロディが流れてきた

よし、うさばらしに
これでバラード作るか