純情☆デビル

「人間界修業の間、雫と同じ家に割り当てられた男の天使の事ですよ。本当のイトコじゃありません」


関波君・早耶・正信にバレない様に、周りを窺って答えてくれたメルエフ君。


………そんじゃ私と新菜みたいなもんなのか。


天使も修業中は親から離れるのね。


メルエフ君にお礼を言って、3人の輪に加わった。


「アンタ……悪魔にマジメに答えてんじゃないっつーの」


「ネコでも私、天使ですから♪」


メルエフ君がヒャイヌに笑いかけた瞬間、ヒャイヌの目が泳いだ。


しかし私は……それに気づかなかった。


「あ、豊平」