純情☆デビル

ヒャイヌはそれから丸々1分間何も言わず、黙りこくった。


ジリジリと時間が過ぎて行く中、無言に耐えきれなくなった私は喋ろうと口を開いた。


「ヒャ……」


丁度、その時だった――――…


「やるからには…………勝ちなさいよ、亜遊」


諦めともとれるヒャイヌの承諾が降り……信じられなくて、“えぇっ?”とマヌケな声を出してしまった。


ヒャイヌの悪魔の羽のはばたきの回数が、急激に増える。


「変な声出してんじゃないの!特別に許してやったんだから、負けたら許さないからね!!」


ヒャイヌがペシッと私の頭を叩いた。