「プ、+100点……!?」


豊平がオレが差し出してる物を、マジマジと凝視する。


オレがメルエフから受け取ったのは………オレの修業玉。


そこには確かに、“+100”と表れていた。


「な、ななななんで!?関波君みたいな天使が1日で+100なんて……っ!!」


「亜遊さん…雫こう見えても、同い年の天使の中でも、優秀なヤツなんですよ」


パニックになってる豊平に、メルエフが遠慮がちに知らせる。


「その点数、間違いなんかじゃ無いですからね……」


メルエフのとどめの一言が、豊平に突き刺さったのが分かった。