純情☆デビル

「………だから?」


豊平が何に怒っていたのか分からなかったオレは、窓の外を見て呟いた。


「だ、だから?って………正信ずっと関波君待ちながらお昼食べてたんだよ!?悪い事したと思わないのっ!?」


抱えてたヒャイヌを机の上に置いて、豊平はオレにズンズン迫って来た。


教室でも思ったけど、長い茶色の髪にクリクリの目の豊平は、結構な美少女。


その豊平がプリプリ怒りながら近くに来たら、大半の男はクラッと来るだろう。


だがオレには通じない。


「別に思わないけど」


サラッと答えた。


「ヒ、ヒッドーー!!」