純情☆デビル

朝の忠告をオレが聞いていたとは知らないヒャイヌは、ずっとオレとメルエフに睨みをきかせてて、硬いバリアを崩さない。


「ヒ…ヒャイヌ………」


豊平がか細い声でパートナーを宥め様としたが、途中で挫けたみたいだ。


何となく重苦しい雰囲気になった資料室内。


その雰囲気をブチ破ったのは、メルエフだった。


「ヒャイヌさん」


即座にヒャイヌは反応した。


「なっ………何よっ!!」


「大丈夫ですよ。雫も私も、亜遊さんとヒャイヌさんのジャマは致しませんよ」


メルエフが穏やかだが朗らかに、ヒャイヌに告げた。