ベチッと叩かれた。


「バ、バカ!!初デー…お出かけは2人がいい!//////」


“デート”と言わず“お出かけ”と言い直すのは、いかにも早耶っポイ。


笑いを堪えながらも、決して抱きしめる腕は離さない。


「おあいこじゃね?♪」


「―――フフッ、そうだね」


体をゆっくり離し、笑い合って、手を繋ぐ。


“正信と手繋ぐのいつ振りだろう///”とテレる早耶も、堪らなくカワイイ。


雫、粋羅君、オレも幸せだったよ。


2人には負ける気しねぇ!


早耶…待った分だけ、待たせた分だけ


ずっと……一緒にいような?




~◆オマケ④ 終わり◆~