気づいたら……半ばキレ気味にオレも叫んでた。


「誰だよっ!!」


「アンタよ!!」


…………え?


「私、小学生の頃からアンタが好きだったのに、とうとうずっと気づいてくれなかったね正信!」


必死に訴えかける早耶にオレは、違う意味でパニックになった。


早耶が………オレを小学生の頃から好きだった?


え?じゃあオレ…失恋してないの?


実際は“両想い”だった………?


「いつか言おうって先延ばしして高校生になっちゃったけど、もう我慢の限界!………好き!!」


……//////


どうしよ………ヤバイ。