純情☆デビル

「おまっ……好きな人いたのか…………?」


ショックやら何やらで動揺しまくってて、少し声が震えた。


ずっと好きだった人に想い人がいたって知って、平静なんて保ってられない。


早耶が頷き、大岩が落ちて来た様な感覚だった。


「とっても優しい人なの。いつも笑顔で明るくて――――…だけど私は、恋の対象としてなんか見て貰えない」


ギュッ…と握り拳を作る早耶。


切ないオーラが、こっちにまで伝わって来た。


そんなに………その人の事が好きなのか。


所詮オレは―――ただの幼なじみ?


その人には適わないんだ………