純情☆デビル

校舎の天井を見上げながら言った。


と、隣から強い視線を感じ、今度は横を見る。


メルエフが真剣な表情で私を見ていた。


「ヒャイヌさん……私がアナタを幸せにしたいです」


「!?//////アンタ、また変な事言ってんじゃ………っ」


「本気ですよ」


予期せぬ爆弾発言に真っ赤になって騒ぐと、目の前が真っ暗になる。


視界いっぱいに白の毛が映り、フリーズしていた。


………は……?


「本気ですからね、私……ボクは」


今、私のホッペに……この白ネコの口が触れてた。


って事は…今のは俗に言う――――