オレの目の前に豊平のキレイな茶髪があって、未だにウェーブになってる髪にスッと指を通す。
そのまま寺辺が『作るの苦労した……っ!!』と嘆いてた天使の羽を触った。
「し、雫ぅ……重いでしょ?」
「ん?全く」
「降ろしてぇ!!//////」
「ムリ。悪いけど、暫くこのままがいいんだけど―――亜遊」
名前部分を甘く言うと、豊平――――…“亜遊”がオレの胸に顔を押し付けた。
髪の隙間から見える耳が、燃える様に赤い。
「雫の卑怯者ぉ……///」
たくっ…こういう所が男心を捉えて離さないんだよな。
そのまま寺辺が『作るの苦労した……っ!!』と嘆いてた天使の羽を触った。
「し、雫ぅ……重いでしょ?」
「ん?全く」
「降ろしてぇ!!//////」
「ムリ。悪いけど、暫くこのままがいいんだけど―――亜遊」
名前部分を甘く言うと、豊平――――…“亜遊”がオレの胸に顔を押し付けた。
髪の隙間から見える耳が、燃える様に赤い。
「雫の卑怯者ぉ……///」
たくっ…こういう所が男心を捉えて離さないんだよな。



