純情☆デビル

「とりあえず会場行こうっ!!」


山吹の叫びを合図に、皆一斉に会場に向かって走った。


クソッ、コスプレ大会なんてサボりたいのに、んな事したらクラスのヤツ等全員敵に回しちまう!!


「出たくねぇ………」


息を切らして、限り無く嫌そうに呟くと――――


「…そう?私は関波君と出場出来るから、出たいんだけどな」


豊平がカワイイ笑顔でカワイイ事を平然と言ったので、転びそうになった。


「と、豊平何言って―――!!//////」


「頑張ろうね、関波君っ!」


手を一瞬だけ握られ、心臓が飛び出しそうになる。