純情☆デビル

ポケーーーッと、赤くなってる関波君に視線を向ける。


赤いのを隠す様に顔に当てた手に付けられたシルバーのリングが、キラリと光っていた。


彼は私に“助けてやる”と言ってくれ、“傍にいてやりたい”とまで言ってくれた。


それだけで十分なのに……私はやっぱり悪魔だ。


これ以上の事を………心のどこかで望んでる。


「―――豊平」


早耶・正信・粋羅君がメアリーちゃんを抱えてる新菜と隅に行ったのを確認した関波君が、私と向かい合った。


私の髪と同じ茶色の目で見つめられると、立ってるだけでやっと。


「何………?」