空気が震え、風が吹いた様な気がした。
「ウルサイ!私は雫が好きなの。好きな男の子独占しようとして、何が悪いのよ!!」
久都が叫び、どこから現れていたのかメアリーが飛び退く。
「久都……っ」
「黙っててよメアリー!!」
メアリーの姿も声も分からない正信と寺辺が、“メアリーって誰?”と首を傾げる。
しかし豊平と山吹と粋羅は嫌な気配を感じ取り、警戒体制をとった。
久都は昔から、気が強い所がある。
だけど……
「オレが…止めなきゃいけないんだよ」
豊平…オレ今度こそ、守ってやるからな……
「ウルサイ!私は雫が好きなの。好きな男の子独占しようとして、何が悪いのよ!!」
久都が叫び、どこから現れていたのかメアリーが飛び退く。
「久都……っ」
「黙っててよメアリー!!」
メアリーの姿も声も分からない正信と寺辺が、“メアリーって誰?”と首を傾げる。
しかし豊平と山吹と粋羅は嫌な気配を感じ取り、警戒体制をとった。
久都は昔から、気が強い所がある。
だけど……
「オレが…止めなきゃいけないんだよ」
豊平…オレ今度こそ、守ってやるからな……