純情☆デビル

だけど、今は違う。


オレは悪魔の豊平を好きになり……久都はすぐに、その事を見破った。


『多分亜遊さんと雫の2ショット初めて見た時から、久都さん気づいてたよ』


メルエフにそう言われ、開いた口が塞がらなかった。


「3年も思ってくれてたのは嬉しいよ。でもつき合うのはムリだ」


出来るだけ伝わる様に、ゆっくりと“ごめん”の意思を伝える。


久都の顔が真っ赤になった。


「どうして!?私とつき合ったら、雫の確かな地位が約束されるのよ!?」


「…………バカじゃないの」


寺辺が冷たく久都を見つめていた。