純情☆デビル

ヒャイヌとシャルロットがパタパタ飛んで、熱気を放ってる私に見いる。


シャルロット、顔にケチャップ付いてるよ。


「別に。ちょっと噴火して来ただけ!」


私は上着をソファーの上に投げつけ、テーブルのイスに座った。


あーー、もうちょっと言ってやれば良かったかな!?


だけど関波君と粋羅君の小学校からの仲良しさんなんだし、あれ位で良かったのかも。


イヤイヤ、足りない足りない!


「お金持ちなんか嫌いだ!」


ガシッとスプーンを掴み、オムライスを掻き込んだ。


私ああいうタイプとは、絶対うま合わないよ!!