純情☆デビル

私は左手を腰に当て、固まっている牧之原さんに言い放った。


キレた私は、ヒャイヌですらビビる時がある。


こうなったらとことん言い返してしまえーーー!!


「大体アナタ関波君の事何だと思ってるの!?まるで“自分を好きになって当たり前”みたいな発言してさぁ!」


「な、なるわよ!だって私はマキニハロ家の娘で……」


「マキニハロ家が何?親やお金の力で関波君縛りつける気?そんなの愛じゃないっつーの!!」


反抗しようとした牧之原さんの声を遮り、言い切ってやった。


大きな声を出し過ぎたせいで、ノドがヒリヒリする。