純情☆デビル

迫力満点の牧之原さんに詰め寄られ、私は全身が震え上がる。


“見れば分かる”って……スゴイ観察力。


もしかして初めて会った日に、すでに私が関波君好きってバレてたの………!?


「私は中学1年生の時から雫が好きになって、それ以来好かれる様に頑張って来たの!出会って1ヶ月も経ってないアナタには負けたくないっ!」


矢継ぎ早に思いをブチ撒ける牧之原さんを見て、言葉が出なかった。


「私の方が雫を好きに決まってるわっ!アナタの薄っぺらい気持ちと一緒にしないで!!」


―――プチン


「……何?今の音…………」