純情☆デビル

石より大分重い雰囲気をどうにかして欲しくて粋羅を見るが、粋羅もオレを見返してくる。


お前、小さい頃からのバカ高い明るさは、どうしたんだよ!!


こんな時にこそ役に立たせろ、ドアホが!


「じゃあ……私帰るね。粋羅君、じゃあね。関波君、また明日………」


苦笑いの豊平が踵をかえし、オレと粋羅に背を向けた。


豊平の茶髪が太陽の光を反射し、キラキラ美しく輝く。


「…………豊平、待てっ!!」


「ホワッ……!?」


オレは豊平の細い手首を掴み、前に回り込んだ。


豊平はビックリして、目を白黒させていた。