純情☆デビル

「いいか雫。アイツはお前に近い女は全員排除する気だ。早耶ちゃんは人間だから大丈夫だけど、新菜ちゃんや亜遊ちゃんは――――…」


暗いオーラをまとって語る粋羅を見て、ザワザワと胸騒ぎがした。


久都は……お嬢様でワガママな場面もあったけど、優しいヤツだと思ってた。


それは………オレの勘違いだったのか?


どうして久都がオレから女を遠ざけるのか、頭が混乱して上手く考えられなかった。


後々思えば、この時冷静に考えれてたら、きちんと分かったかもしれないのに―――…


「なあ……オレ」


「関波君、粋羅君………?」