固まったまま身動き出来ないオレは、いきり立つ粋羅を見上げて、口を全開にする。
数秒経って、ようやく会話能力が戻って来た。
「な…に言って……粋羅、オレが豊平を好きなんて」
―――あり得ない?――
本当に…オレは豊平を好きなんかじゃ無いのか………?
否定の考えが、途中で止まる。
確かに……最初の頃は天使と悪魔が結ばれる事に嫌悪感持ってたし、豊平とも仲が悪かった。
だけど今は?
豊平が笑いかけてくれる度、嬉しがってる自分がいたじゃないか。
悪魔との恋愛解禁についても、前程嫌悪感が無いし……
数秒経って、ようやく会話能力が戻って来た。
「な…に言って……粋羅、オレが豊平を好きなんて」
―――あり得ない?――
本当に…オレは豊平を好きなんかじゃ無いのか………?
否定の考えが、途中で止まる。
確かに……最初の頃は天使と悪魔が結ばれる事に嫌悪感持ってたし、豊平とも仲が悪かった。
だけど今は?
豊平が笑いかけてくれる度、嬉しがってる自分がいたじゃないか。
悪魔との恋愛解禁についても、前程嫌悪感が無いし……



