今日からここが………私の新しい学校なんだ!!


ピカピカ光る白い壁の校舎を見ていたら、自然とニヤニヤし始めてしまった。


「ウッフフ~~~♪楽しみ~~♪」


テンション高く持っていたカバンをグルグル振り回す。


その時――――…


「コ、コラ、亜遊!!やめてよ!!」


中から何か声が聞こえて……私はカバンをジッと見つめた。


「…………ああ!そうだヒャイヌ!!ごめん、中に入るの忘れてたよ!!」


私はアタフタしながらカバンを開ける。


途端に………摩訶不思議な動物が出現した。


「もう亜遊ったら!!」