純情☆デビル

落ち着かない気持ちに押し潰されそうなのをどうにか耐え様と、必死に踏ん張っていた時。


誰かに後ろから呼ばれ、振り向いた。


――――えっ………!?


私に声をかけた人が予想外の人過ぎて、思わず後退りしてしまった。


「お話してもいいかな?豊平さん」


な…なんで……


なんで牧之原さんが私に声を……!?


頭ごと動かし周りを見るが、誰もいない。


私が落ち込んでる間に、皆帰ったり移動してしまった様だ。


「ハ……ハイ……何ですか………?」


断る理由も見つからないので、緊張と戸惑いで震える声で答えた。