純情☆デビル

オレは立ち止まった。


豊平の漆黒の瞳はユラユラと不安で揺れていて、真っ直ぐに見つめられると、どう息をしたらいいのか分からなくなった。


「あ……」


声の出し方も忘れ去り、豊平と見つめ合う。


「関波君……牧之原久都さんって…………“天使”だよね?」


言いたかった事を、先に言われた。


―――コイツ今回は、気づいてたんだな。


久都が……オレや粋羅と同じ、“天使”だって。


「そうだよ。よく見抜いたな」


「だって関波君と粋羅君と『昔からの』知り合いって事は、=天界生まれの天使って繋がるじゃない」