純情☆デビル

とりあえず隣同士で並び、家路を急ぐオレと豊平。


豊平はずっとオレと目を合わせずに、浮かない顔をしている。


さっき額に触れた時確かに熱は無かったから、具合が悪いんでは無いハズなのに………


会話をしようにも、何を話したらいいのか分かんねぇよ……!


悩んでいたらヒャイヌと目が合った。


物凄い怖い目で睨まれる。


え、なんで睨まれるんだ!?


パニックに陥りかけた時、山吹の言葉を思い出した。


「豊平………久都の事ちゃんと説明したいんだけど、いいか?」


学校を出てから俯き加減だった豊平が初めてオレを見た。