純情☆デビル

「関波君のバカ……」


自然に呟いていた。


「―――誰がバカだよ」


…………背後から黒ーーい声が聞こえ、1秒で体がピキンと固まり、冷や汗が流れ出る。


ゆっくりと耳を塞ごうとして、両手を動かした。


「オイ、待て」


ガシッと手を握られ、青い顔のまま振り返る。


深いシワを寄せ、ブラックオーラを放ってる関波君が目に入った。


ワァァァアアァ!!こっちも怖いーーーー!


「コッソリ人の事“バカ”言ってんじゃねぇよ」


「あ……わわ……ごめんなさいぃぃ………!!」


思いきりビクつきながら、謝罪した。