テンションが今いるメンバーの中で最も高い戸塚君が、私の手を握り、上下に振る。
まだ本名を名乗っていない新菜は、口を開けて呆気にとられていた。
私の方は戸惑いの渦に巻き込まれており、顔が引きつり中。
「戸塚君、あの……」
「粋羅でいいよ!!」
「粋羅君、あのね……」
『出来れば手、離して欲しいんだけど………』
どうしよう…こう言いたいのに、勢いについて行けなくて、言葉が出てこないよ……
まるで―――…あの時みたいだ。
教室で、女好きで有名なクラスメイトの男子5人組にしつこく誘われた時。
まだ本名を名乗っていない新菜は、口を開けて呆気にとられていた。
私の方は戸惑いの渦に巻き込まれており、顔が引きつり中。
「戸塚君、あの……」
「粋羅でいいよ!!」
「粋羅君、あのね……」
『出来れば手、離して欲しいんだけど………』
どうしよう…こう言いたいのに、勢いについて行けなくて、言葉が出てこないよ……
まるで―――…あの時みたいだ。
教室で、女好きで有名なクラスメイトの男子5人組にしつこく誘われた時。



