純情☆デビル

「あの……関波君」


「んあ?」


「昨日………助けてくれてありがとう……ね…」


両手を後ろでモジモジさせ、頬をピンク色に染めながら、呟く様に豊平が言った。


瞬きが4回に増える。


豊平が……オレにお礼言った……?


何も言わないでいると、頬がピンク色から赤色になった豊平がテンパり出した。


「あの、昨日お礼言い忘れちゃったから……早耶に“言った方がいい”言われて、やっぱちゃんと言おうと思って………」


途切れ途切れながらも言い終わった豊平は、心配そうな顔をしてオレを見つめた。


……んな心配すんなよ。