純情☆デビル

ホッペを両手で包んで、顔をニヤけさせた。


この絶妙な甘さがいいんだよね!


関波君が私の隣に置いてあったイスに座った。


「随分とウマそうに食べんな」


「だっておいしいもの!」


「そうかい」


関波君もシルティナを取り出し、口に運んだ。


薄い金髪が太陽の光でキラキラしてて、キレイ………


無愛想だけれど、関波君はカッコ良くて、密かに人気がある。


初日の挨拶で女の子が顔赤くしてたの、気づいてんのかなぁ?


ほのかに残るチョコの甘さを楽しみながら、関波君を見つめていた。


「―――あんま見んな」