純情☆デビル

「…………」


もう喋る気力もどこかに無くしたオレは、粋羅の肩を離し、猛スピードで再びベッドに入り込んだ。


「オ、オイ、雫!?」


背中の後ろから粋羅が何回かオレの名前を呼んだが、一切無視する。


その内粋羅・エンリニタ・メルエフは、ブツクサ言いながら部屋から出て行った。


――――…大昔は対立し合っていた天界と魔界の事情は、今や本当に変わり果て………


オレや粋羅が生まれる4年前……20年前には遂に



“天使と悪魔の異種恋愛を認める”



なんて、恐ろしくふっざけたルールが出来た。


「…アホか」