「由香里ちゃん、海斗先輩と付き合うの!?」 なんて、先輩から告白されて以来、そんな質問ばっか! 「由香里ちゃん、今度の週末空いてる?」 「週末ですか?」 最近、先輩は何かと用事をつけては、あたしたち二年生の階へやって来る。 だからこそ余計に、噂になってるんだけど…。 「空いてます…」 「じゃあ、約束。その日は、オレに時間を頂戴」 「はい…」 もう、忘れよう。 しょせん、子供の頃の恋心だったんだよ。