――♪~♪~…。 もう、何回目? 「うるさいっての!」 悠真からの着信を切って、あたしはベッドに顔を埋めた。 きっと、いつもみたいに、放課後待ってなかったから、怒ってるんだよ。 でも、待たなきゃいけない理由はないでしょ? あたし、もう辛い。 悠真との、あいまいな関係も。 何も出来ない自分にも。 つらすぎる。