「…楓」 「りょーかい」 ニヤリと笑って、楓が動く。 「おい、お前ら外に出ろ」 「はいっ」 「ケガしたヤツの手当てしてやれー」 ぞろぞろと、男達が出て行く。 楓を見ると、 「頑張れよー」 なんて呑気に言って出て行った。 俺は溜息をついて、距離を縮めた。