大切なキミへ。 短編集☆





目の前のサンタが
笑った気がした。


「…ありがとう」と
小さく声が聞こえた気がした。




アナタは、誰?

そう聞こうとした瞬間
すごい頭痛が私を襲った。



私は、意識を失った―――。







気が付けば、
さっきサンタに声をかけられた場所の
近くのベンチに座っていた。





…夢だったのかな?



でも、サンタのぬくもりは
まだ私の腕に残っていた。