目の前のサンタが 笑った気がした。 「…ありがとう」と 小さく声が聞こえた気がした。 アナタは、誰? そう聞こうとした瞬間 すごい頭痛が私を襲った。 私は、意識を失った―――。 気が付けば、 さっきサンタに声をかけられた場所の 近くのベンチに座っていた。 …夢だったのかな? でも、サンタのぬくもりは まだ私の腕に残っていた。