「いきなり、ごめんなさい」
サンタが不意に話しかけてきた。
「大丈夫…です」
「明日、あなたの大切な人を
プレゼントします。
日が暮れてから、25日になるまでに
ここに辿り着いてください。
辿り着けなければ、
プレゼントは諦めてください。
プレゼントは、ほしいですか?」
淡々と語るサンタ。
顔はもじゃもじゃの付け髭と
帽子のせいでよく見えない。
でも。
大切な人という言葉に、
心が反応する。
――――ふと
君の笑顔が頭をよぎった。
そして、目の前のサンタと
君が重なった―――――――。
メニュー