大切なキミへ。 短編集☆





ある日、俺はふと思いついて
お前の髪を、
そっと耳に掛けた。


少し違和感を感じだようだが
俺の胸に顔をうずめたままだ。



少し、びっくりさせてやろうと、
俺はお前の耳元に
口を寄せて




『愛してる』



と言ってみた。




君が何か言いたげに動くのがわかった。




俺は、お前の返事を楽しみにしながら

少し左手を緩めた。








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