大切なキミへ。 短編集☆




いつもニコニコすんな。
俺以外の男に笑顔なんか見せんな。

わがままだってわかってる。
けど、このわがままを叶えることを
あきらめるつもりは全然なかった。



けれど、お前は俺のものになった。



こんなことばっか思ってる俺だけど
いざそうなると
余裕なんかなくて、実際は
お前の方が落ち着いてたな。



『こういうの、慣れてないんだ。
けど、嬉しい』
そういってハニかむお前に俺は
顔を真っ赤にしたっけ。


いつも笑顔で、可愛くて
優しくて、頭もいいうえに
俺に一途。


そんなお前の評価は男子の間で
格段に上がった。

男子どものくだらない会話にも
お前の名前が出てくるようになった。





冗談じゃねえ。

お前らなんかに、
盗られてたまるかよ。