大切なキミへ。 短編集☆



渋々ケータイをおいて、
ご飯を食べ始めるあたし。

休日まで、しっかりした朝ごはんは
いらないのに。


口には出さず、
文句を言うあたしは、
きっとダサい。


「…朱里、今日はどこか行くの?」


「…どこも。予定ない」


「あら、そう。珍しい。」


「たまにはこういう日もあんの!」



…といい終わった瞬間に
鳴り響く着信音。

時計を見ると、9:23。



「電話ー?」


「うん」


食事中だけれど、箸をおいて
自分の部屋に駆け戻る。