大切なキミへ。 短編集☆







大翔の――――――
     …位牌。


そして、遺影だろうか、
大翔がピースしている写真。






「大翔ね…病気だったの。
去年のクリスマス頃、
安定していた体調が急変して、
入院しなきゃいけなくなった。

紗菜ちゃんには…
心配かけたくなかったみたいで
メールも無視してたし、
家に電話がかかってきても、
絶対に出るなってきつく言われた。


でも、大翔…無理してたの。
しょっちゅう紗菜ちゃんの写真や
紗菜ちゃんからもらったものや、
メールを読み返して、
幸せそうに笑ってたわ…」



「…大翔が空に旅立ったのは、
3か月前の事よ。」





私は、大翔のお母さんの話を
信じることができなかった。







…じゃあ、



昨日会った…大翔は…?