大切なキミへ。 短編集☆





頭にふわり、冷たい感触。



顔を上げると。


「わぁ…っ!雪だ…っ!」



大翔は、また悲しそうに微笑んで、


「紗菜。
紗菜が辛いとき、
俺は絶対にそばにいる。

愛してるよ…紗菜」


もう会えないのに、そばにいるの?

どうして?


訳が分からない。




「よし。じゃあ、
もう遅いし帰らなくちゃな」




そこで、もう一度
大翔は


「愛してるよ。ホントに、大好き」










私も、そう言いかけた瞬間
すごい頭痛が私を襲った。


気が付けばまた、昨日
大翔サンタと会った場所の
ベンチに座っていた。


時間は、1:30。

あわてて家に帰ったけれど、
お母さんに少し叱られた。