頭にふわり、冷たい感触。
顔を上げると。
「わぁ…っ!雪だ…っ!」
大翔は、また悲しそうに微笑んで、
「紗菜。
紗菜が辛いとき、
俺は絶対にそばにいる。
愛してるよ…紗菜」
もう会えないのに、そばにいるの?
どうして?
訳が分からない。
「よし。じゃあ、
もう遅いし帰らなくちゃな」
そこで、もう一度
大翔は
「愛してるよ。ホントに、大好き」
私も、そう言いかけた瞬間
すごい頭痛が私を襲った。
気が付けばまた、昨日
大翔サンタと会った場所の
ベンチに座っていた。
時間は、1:30。
あわてて家に帰ったけれど、
お母さんに少し叱られた。


