途端に、自分の心拍数が分かる。早い、きっといつもより。 私の腕が曲がって、周防くんが近づいて、次はあんまり優しく無く噛みつくようなキスをされる。流れるように押し倒されて、愛撫をされて、体を重ねた。 何回重ねても、足りない。 違う体で、違う人間だから、お互いに求め合うのかもしれない。 「蜘蛛に成れたらな。」 「、っん?」 最中に周防くんが耳元で囁く。もう既に私の頭の中は許容範囲を超えていたから、蜘蛛?それとも雲?なんて、短絡的なことしか考えられなかった。