周防くんの隣に立って見上げると、やはり背が高いと思う。 「そういえば、周防くんは何の動物を見たの?」 「…いや、緋睡が入りたがりそうだなと思って足が向かっただけで。」 何なの、その推理力。 バッチリ当たってて、唖然としてしまう。 近くの駐車場に停めてある車を見て、路上駐車をしないのは周防くんらしいと思った。 「緋睡、あのさ。」 「なぁに?」 「誕生日、おめでとう。」 言われて飛び出て…じゃなくて。 「周防くん、私の誕生日今日じゃないよ。」 間違えたの? それ、誰の誕生日なの?