しかも周防くん、もしもってついて無いよ。それは、もしもじゃないってことなの? 期待してしまう。 期待が膨らんで、はじけて萎んで。元の大きさどころか、原型も留めないほど小さくなってしまったら。 「嫌なら嫌だと、はっきり言ってくれて構わない。」 首を振る。嫌なわけが、無いよ。 それを見て、苦笑するより自嘲するような微笑みを浮かべた周防くん。 周防くんの奥に、黒い闇が見えた気がした。 「…自惚れてるんだ。俺は自分に。 馬鹿みたいだろう?」 どう返答すれば良いのか分からない。