空を見上げる皇帝ペンギン。


イメージと違うその言葉に、ほっと胸を撫で下ろす。


「そっか、ありがと。また明日な。」


自分でも驚くほど爽やかに別れの挨拶をして、再度帰路についた。










「兄ちゃん、良かったな騙されてなくて。」

「何のことだ?」

「いや、こっちの話。」







END.



20120325